“Story of My Life”

いつもこうなるというパターンがあって、あまりに何回も続くのでもはや先回りしてそれに合わせて、アイデンティティとして自らそれを選んでいるのか、それとも本当にそれが自分の役割なのか、他のやり方を知らないだけなのか。

役割とか向いていることとか、それらを自覚すると自分をもっとうまく使えるかもしれないし、自分が合う場所や人に出会えるのかもしれない。何回も試してことごとく失敗するのは、台本に書いてない演技をしようとしたからなのか。
けれども、思いがけずアドリブがいい味を出したり、もしかしたら監督がいいねそれいただき、とのたまうかもしれない。

これがいいと思っていた役割とは全然違うことがわかって、こんな役割つまんねえと言ってもはじまらないし、そんな気持ちで演技を続けることはかなしい。やってみれば案外楽しいかもしれないし、もしかしたら知らぬ間に次のお話の台本を与えられていて、役割が変わっているかもしれないし、似た役割かもしれないし、セリフなんてないかもしれない。

演技の最中には、なぜこの演技をしているのかすらわからないこともあるけれど、でもやるしかない。蓄積した経験が予測を生んで、それでもってことにあたるのは、事態を良い方へ導くかもしれないし、それに縛られ過ぎてカチコチになってNGになるかもしれないし、ときには経験をもとにしない何かを思い切ってやってみるのも楽しいかもしれない。

その結果、やっぱり自分の役割はこうなのか、と卑屈になるのは寂しくて、ああなるほどね、くらいの着地点に辿り着きたい気がして、絶対はないけれど、だいたいのものがあって、受け入れたり取り替えたり、そしてだいたいのものが総入れ替えになることもないとは言い切れない。

固くならず、ほどよくだらけて、スライムのようなにへらとしたやわらかさが欲しいです。


ブログタイトルはONE DIRECTION 「Story of My Life」より

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