王子様は二次元でお待ちです

アイドルは、みんなのもの、ファンのもの、という暗黙の了承があるのだろうかと思います。
自分のものにはならないけれど、誰のものにもならない。

多分重要なのは後者で、自分ではない誰かのものになる、というのは、気持ちを傾けていればいるほど堪え難い感情に結びついて、ときにぞっとするようなエネルギーになる。
アイドルと誰かの交際が発覚すると、許せないとか裏切られたという発想に結びつくのは、どこかで自分のものであるという気持ちがあるからなのでしょうか。
自分だっていいはずなのに、なぜ自分ではなくアイツなのか。自分よりも、気持ちを注いだ対象よりも、誰か、にひたすらフォーカスするのはどうしてなのだろうと思います。

その点二次元ならば、誰かに奪われることもなく、嫉妬に苦しむこともない。完全なる一方通行で、意思疎通できないという面では自分のものにはならないけれど、誰のものにもなり得ない。
想像の中で自由に動かせるし、色々に解釈できるという面では自分のものとも言えるかもしれないし、感情移入できる。そしてそれを共有さえできる。
アニメのキャラクターへの愛情にはそんなこともときには関係あるのだろうかなどと思いました。

ここ最近部屋を整理して、捨てたり人に引き取ってもらったりをしているうちに、所有という行為、所有したいという欲求について目が向き、所有したい、と思い通りにしたい、とは同じなのか等々と考えるそばからほしいものが浮かんで、厄介だけれどなくすことは不可能なので、なんとか上手な付き合い方を見つけたいものだと思います。

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