傷付ける権利がないなら傷付く権利だってない、

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あいつも傷付いたっていうなら、僕は誰に文句言えばいいのさ。

誰かを傷付けたら傷付いて、誰かを愛したら愛されて、
それが必ずその相手から返ってくるとは限らなくて、忘れた頃に返ってきたり、生きてるうちには返ってこなかったり、
傷付いたなら、いつか誰かに傷付けたのが返ってきたのかもしれなくて、
愛されたなら、あの日あの子がよいしょと踏んだ愛が返ってきたのかもしれなくて、
そんな作用反作用の法則であっちへふらふら、こっちへふらふら、ときどきがんじがらめ。

でもなんだかんだで同じような場所にとどまっていて、片方がなくなったらとおいとおい、誰もいない場所へ行って、帰ってこれないかもしれない。
帰りたい、の引力を感じられるのはすこやかなる幸福の証。なのかもしれない。

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