サンタクロースの王国 – よみうりランドでバンジージャンプ –

先日、あまりにいいお天気だったので、よみうりランドへバンジージャンプをしに行ってきました。

駅で電車を降りて、5分前行動ばっちりだぜ!と思いながらバス停前の横断歩道で待っていると、乗るはずのバスが出発するところでした。時間を間違えていたらしく、のっけからくじけたなあと思いながら、あまりにいいお天気なので歩いて行くことにしました。

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この植物を見ると、どことなくクリスマス的な雰囲気を感じます。光合成してるかい。
途中のコンビニで飲み物を購入すると、もはや遠足気分です。

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いやはやなんてクリアスカイ。

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あれはもしや…

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ズームイン!もうひといき。

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待とうと思ってやめたバスとほぼ同時に到着。いざ参る!

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入ってすぐにクリスマスツリー。
チケット売り場のお兄さんも、入場口のお姉さんも皆サンタクロースのコスプレ…いやサンタさんだったので、サンタさんの国に入った模様です。

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マップをチェックすると、どうやらバンジージャンプは奥地にある模様。

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すいすいすーい。右手奥に見えるのがバンジーでございます。

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ふぉっ…!

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下から見上げるとそんなに高くなさそうだけれども…

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受付のサンタのお姉様に導かれて注意事項を読み、誓約書?に名前やら住所やらを記入し、900円分のチケットを購入。前の方の対応に向かったサンタさんを見送り、準備万端の状態でしばし自分の番を待ちます。上着も脱いで、時計もメガネも外したし、ポケットに何も入っていないし、体重測定も済んでいます。

お待たせしました〜と戻って来たサンタさんに案内されて、コインロッカー(無料)に荷物をつっこみ、鍵をマジックテーブのバンドに入れて手首に巻き付けたあと、あのびよんびよん…を取り付けるためのベルト風のものに両手足を通し、手際良く順序良く装着してもらい、階段を駆け上がり…

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はいっ、おしまい。

…ひとりなので面白い画がとれませんでした(言い訳)

結局、台の上にいたもうひとりのサンタのお姉様に押していただいてバンジーしました。
台の上まで上がってびよんびよんを装着してもらい、先端に立って下を見たときに、高さはそうでもない気がしたけれども、「自分で踏み出すのは無理」と一瞬で悟り、すぐさまサンタさんに押していただけますかとお願いするといいですよ、と即答してくださいました。

目をつぶってたらダメですかね?と伺ったら、いや大丈夫ですよ、と言われたので、両手を頭の後ろにあてて目をつぶるとすぐに3、2、1のかけ声が始まり、最後の「バンジー」と同時に押していただきました。落ちる瞬間、足を曲げちゃだめって言われてたのに多分ちょっと曲げてました。

わたくしめの前にジャンプしていた女の子がきゃー!と楽しげな声をあげていたのをちょっとうらやましく思いながら、誰が下で待ってくれているわけでもないので発言は控えたまま上下にびよんびよんし、2回目か3回目のびよんで目を開けて、多分落下してる時の感覚だったか、非常にイヤな感じというか、これは慣れないだろうなあと思いました。下の方を見てしまうとダメみたいです。周りの景色を眺めつつ、上昇するときはわくわくしないでもないような…でももう地上にかえりたい。

そうして下のマットにおろしてもらい、受付をしてくれたサンタさんの手引きでマットから地面に足をつけて起立すると、サンタさんがロープを外してくださいました。入り口の方へ戻って、身体に装着していたベルトのようなものも外していただいて全て終了。
サンタさんは終始とても冷静に対応してくださったので、やたらと高揚した気分になっている自分がちょっと恥ずかしいなあと思いながらも気分はひゃっはーで、どや顔全開でサンタさんにお礼を言って立ち去りました。

そそくさとコインロッカーから荷物を取り出して、小走りでその場を離れました。背中を押してくれた台の上のお姉さんを感謝いっぱいの気持ちでちらっと振り仰いでまた前を向くと、側のベンチに座っておられた女性がにこやかに「どうでした?」と尋ねてくださいました。
お前やるじゃんすげえわと頭の中で自分をほめちぎっていた最中に話しかけられてやや動揺し、しどろもどろで気持ちよかったです…とちょっと気持ちいいとは違うけどまあいいかと思いながら申し上げ、誰にも落ちるところを見られたくないと思っていたのに、見ててくれたのがちょっと嬉しいと思った自分のやりきった感どうなんだろうと思いながら立ち去りました。

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過剰な満足感に浸りながらちょっと売店に立ち寄っておやつを食べて、他のアトラクションには目もくれず出口へ。だってひとりだし…。クリスマスの飾り付けを見ると楽しい気分になります。

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ひとりくらい連れて帰りたかった。残念ながらこの手のゲームは苦手です。

事前にバンジージャンプについて調べていたら、バンジージャンプの仕方について書かれた記事も見かけました。はて告白の仕方、面接の攻略法、そんなものまで?というようなものも、いろんなハウツーが溢れていて、それはなるべく失敗しないためなのか、それがいいのか悪いのかわからないし、実際自分でやってみないと何ともいえないし、やってみるとまた違っているし、どんなに準備してもおそらく思いがけぬ失敗もあるのだから、事前にたくさんシュミレーションして飛び越せる失敗ならばひょいと飛んで、その先にあった失敗にぶつかって、さらに先を目指せるように、ハウツーを漁るのも悪くないのかもと思います。

レオンはクジンシーを倒せなかったけれど命をかけてソウルスティールを見切り、息子のジェラールがそれを受け継ぎクジンシーを倒したように、誰かが試して理解したこと、得たことを世の中に残し、それを引き継いで次のステップを誰かが踏んで、また一歩目的へ近付いていく(ロマサガ2)。
果たして誰が最後のひとりになるのかはわからないけれど、きっとそうやって今以上の可能性を求めて行くのが人間なのだろうかと、わくわくするような、反面、到達して得たものが思いがけない方向に押し倒されるようなこともままあるのが恐ろしくも思いました。

そして、どんなにハウツーを読んでも、頭で考えても実際にやってみなければ始まらないこともあって、その一歩を自分ひとりの力で踏み出せないのなら、誰かに押してもらえばいい。自分で踏み出せるに越したことはないけれど、それができなくていつまでも動けないくらいなら、そんな自分にいじけるよりもお願いすればいい。

あなたを幸せにするのは私がよかった。幸せにしたいとか、なってほしいとか、もしかしたら人の幸せに関与しようとするのは思い上がりなのかもしれないと思いながら、どこかで読んだ、自分を気持ちよくする、自分の機嫌をとる…という言葉を思い出しました。
自分にできるのは、あるいはすべきなのは、自分の機嫌をアホみたいにとることだけで、落ち着かないときにはひたすら自分をなだめて、おやつを与えたり遊んだり、バンジージャンプしたり、何を言い訳にすることもなく、特別な理由もなく、何でもない普通の日に自分を楽しませる。

そしてそのアホにつられて誰かがアホになってただ楽しむために楽しんでくれたなら、少しだけ幸せに似た何かを分かち合えるのかもしれないと思いました。

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